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南岸低気圧と前線通過で広範囲で雪 都心は雨に雪が混じる程度

2021/01/10 14:55 ウェザーニュース

明日11日(月)夜から連休明けの12日(火)にかけて本州の南岸を東に進む低気圧が通過。日本海に発生する別の低気圧から延びる前線が本州を通過します。

西・東日本の広範囲で雨や湿った雪が降り、内陸部を中心に雪が積もる恐れがあります。積雪は山沿いや内陸部が中心ですが、一部市街地でも積雪が予想されています。早めに冬タイヤを装着するようにしてください。

都心は雨かミゾレ 積雪の心配はなし

都心を含む関東南部平野部では南岸低気圧が接近する前の明日11日(月)の夜遅くに、関東沖に発生する小さな低気圧の影響で雪がチラつく可能性があります。

本日10日(日)時点のウェザーニュースの見解では、南岸低気圧が接近する12日(火)午後の関東平野部は雨になるところが多いとみています。一時的に雨がミゾレや湿った雪に変わる可能性はあるものの、雪が積もることはない見込みです。

▼雪の予想がある関東南部エリア
・東京多摩エリア
・神奈川県西部
・埼玉秩父エリア

関東南部でも、関東山地に近いエリアでは雪の予想です。また甲信エリアや岐阜県飛騨エリアではシッカリと雪が降り積雪が増すおそれがあります。

南岸低気圧による雪や雨は低気圧の進路や降水の強さなど、複数の要因によって大きく変化することがあります。最新の情報を確認するようにしてください。

ようやく東京も初雪観測か

初雪観測マップ 残るは「東京」
本日10日(日)時点で、沖縄と奄美を除く全国の気象台、測候所で初雪を観測していないのは東京だけです。12日(火)に東京で初雪が観測されると平年より9日遅く、昨季よりは8日遅い観測になります。
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