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福岡など九州北部に大雪警報 再び雪が強まり今夜は積雪増加のおそれ

2021/01/08 22:05 ウェザーニュース

昼間は雪が小康状態となっていた九州で、夜になり再び雪が本格的に降り出しました。一度は積雪が0cmまで減少した佐賀は、19時の段階で1cmを観測し、じわじわと積雪が増加傾向です。

今夜遅くには九州の上空5000m付近を-36℃以下の強い寒気が通過するため、大気の状態が不安定になり、雪雲が発達しやすくなります。福岡県や佐賀県には17時前に大雪警報が発表され、長崎県でも警報のエリアが拡大されました。20時30分には熊本県にも大雪警報が出ています。
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今夜は積雪の増加に要注意

9日(土)朝までの積雪の予想
今夜は各地で雪が強まり、気温の低い夜間帯ということで、積雪が増加しやすくなります。明日9日(土)の朝までに市街地の多い所で5~10cm、内陸や山沿いの多い所では10~20cmの新たな雪が積もる予想です。福岡市で5cmの積雪になれば、2012年以来9年ぶりになります。

すでに九州道や長崎道などの一部が通行止めとなり、福岡高速、北九州高速も全面通行止めです。さらに積雪が増加することで、九州道などの通行止めが長引くと、物流の停滞により、今後スーパーやコンビニなどで食料品などの品薄状態となる可能性もありますが、できるだけ多くの方に物資が行き届くよう不要な買い占めはおやめください。

また、一般道も積雪や凍結の箇所が多くなるため、車で移動をする場合は冬用タイヤや滑り止めが必須になります。装備が十分でも雪道に慣れていないと運転は危険を伴いますので、無理は禁物です。

気温の低い状態が続くため、歩道もなかなか雪が溶けず、滑りやすくなります。外に出る場合は慎重な行動をお願いします。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
北九州市小倉南区の空さん