数年ぶりの大雪のおそれ
西日本では冬型の気圧配置が強まり、上空には強い寒気が流れ込んでいます。九州では早朝までは雨の所が多くなっていましたが、徐々に雪に変わってきて、風も強く吹き、吹雪になっている所があります。
気象庁の積雪観測地点は少ないため、正午までに九州で1cm以上の積雪を観測しているのは南阿蘇のみとなっていますが、福岡県北九州市などでは午後になって道路にもうっすらと積り始めています。
冬型の気圧配置は明後日9日(土)にかけて続く見込みで、このあとも断続的に雪が降り続き、明後日の朝にかけては福岡の市街地でも道路にわだちが出来るほどの、数年ぶりの大雪となるおそれがあります。
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気象庁の積雪観測地点は少ないため、正午までに九州で1cm以上の積雪を観測しているのは南阿蘇のみとなっていますが、福岡県北九州市などでは午後になって道路にもうっすらと積り始めています。
冬型の気圧配置は明後日9日(土)にかけて続く見込みで、このあとも断続的に雪が降り続き、明後日の朝にかけては福岡の市街地でも道路にわだちが出来るほどの、数年ぶりの大雪となるおそれがあります。
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ピークは今夜と明日夜
雪のピークは今夜から明日8日(金)の朝と明日夜の2回となる見込みで、10日(日)朝までの積雪の増加は九州山地の山岳部では30〜40cmに達する可能性があります。
ウェザーニュースの予想では、九州北部の平地でも15〜20cmの積雪があるとみています。福岡市の市街地でも5cm以上の雪が積もる可能性があります。
5年前の2016年1月23日から25日に強い冬型の気圧配置となって、長崎市で観測史上最大の17cmの積雪を記録しましたが、この時に匹敵する大雪となるリスクもあります。
普段それほど雪が降らない地域でこれほどの雪が降ると、倒木や樹木の垂れ下がりによる停電や鉄道の線路支障が発生したり、積雪による線路のポイント故障や路面凍結によるスリップ事故の発生、都市高速の通行止め、立ち往生による大規模な車両滞留などに発展するおそれがあります。万が一九州道などで長期の通行止めが発生すると、物流の停滞により、今後スーパーやコンビニなどで食料品などの品薄状態となる可能性もありますが、買い占めはおやめください。
雪の降っている間や積雪状態の場合はできるだけ外出を控えて、今後の気象情報に留意するようにしてください。
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ウェザーニュースの予想では、九州北部の平地でも15〜20cmの積雪があるとみています。福岡市の市街地でも5cm以上の雪が積もる可能性があります。
5年前の2016年1月23日から25日に強い冬型の気圧配置となって、長崎市で観測史上最大の17cmの積雪を記録しましたが、この時に匹敵する大雪となるリスクもあります。
普段それほど雪が降らない地域でこれほどの雪が降ると、倒木や樹木の垂れ下がりによる停電や鉄道の線路支障が発生したり、積雪による線路のポイント故障や路面凍結によるスリップ事故の発生、都市高速の通行止め、立ち往生による大規模な車両滞留などに発展するおそれがあります。万が一九州道などで長期の通行止めが発生すると、物流の停滞により、今後スーパーやコンビニなどで食料品などの品薄状態となる可能性もありますが、買い占めはおやめください。
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参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿) 福岡県宗像市