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爆弾低気圧で冬の嵐に 北日本〜西日本で大雪・猛吹雪に警戒

2021/01/07 11:35 ウェザーニュース


今日7日(木)は低気圧が急発達しながら北日本を通過していて、いわゆる「爆弾低気圧」といえるほどの猛発達となる見込みです。

気圧の傾きが大きくなる影響で非常に強い風が吹き、すでに7日(木)午前中の段階で沿岸部などで最大瞬間風速30m/s前後の風を観測していて、日本海側を中心に広い範囲に暴風警報や暴風雪警報が発表されています。今後さらに強い風が吹き、特に東北日本海側では40m/sを超える暴風が吹くおそれもあります。外出はなるべく控え、暴風と着雪による停電の発生などに備えるようにしてください。

西日本など広範囲で雪 市街地も積雪に注意

9日(土)までの新たな積雪増加予想
低気圧通過後は強い冬型の気圧配置となって、上空1500m付近で−9℃以下の強い寒気が東日本や西日本のほぼ全域を覆う予想です。既に西日本には寒気が流れ込んでいて、朝から広範囲で雪が降っています。

寒気の影響を受ける9日(土)にかけて、日本海側の地域を中心に大雪となり、雪雲のかかりやすい場所では120cmもの積雪増加が予想されます。発達した雪雲の一部は山を越えて瀬戸内や太平洋側にも流れ込み、普段雪のほとんど降らない地域でも積雪となるおそれがあります。
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積雪や路面凍結によりスリップ事故等の発生が懸念されます。冬用タイヤやタイヤチェーンなどを装備していない車の運転はおやめください。
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また今日は、低気圧が北海道の南側を通る影響で、北海道の太平洋側では今夜にかけて雪が強く降ることがあります。今シーズンこれまでにほとんど雪が降っていない道東の太平洋側では、今シーズン初めての積雪となる所もあります。除雪の準備をお願いします。

低温、水道管凍結にも注意

西日本や東日本の予想気温
上空の寒気の影響を受けて、地上も真冬の寒さになります。晴れる所では朝に氷点下の冷え込みが予想されているほか、福岡では明日8日(金)の最高気温が摂氏1℃と予想されるなど、昼間も厳しい寒さとなります。

気温が氷点下になるような日には、水道管などの設備が凍結して給水が不能になったり、最悪の場合は設備が損傷したり水道管が破裂してしまうこともあります。十分注意してください。
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