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北日本や北陸は年明け早々のドカ雪 3が日は大雪に要警戒

2021/01/01 15:05 ウェザーニュース

山形県鶴岡市より1日(金)12時頃撮影

北日本や信越エリアの山沿いを中心に年越し寒波による強い雪が続いています。西日本の雪は峠を越えましたが、北日本日本海側や北陸エリアでは引き続き大雪に警戒してください。

積雪による交通障害(立ち往生や車両停滞)や吹雪による視界不良、積雪による小屋や構造物の倒壊、倒木や着雪による停電の発生に厳重な警戒が必要です。除雪作業を行う場合は十分に安全を確保してください。

年を跨いで60㎝超の積雪増

1日正午までの24時間に降った雪の量は山形県肘折で67㎝、積雪深は218㎝に達しています。秋田県の横手でも63㎝の雪が降り、積雪深は154㎝に達しました。秋田県、山形県、新潟県、長野県、岐阜県の各県では大雪警報が発表されています。
>>各地の注意報・警報

さらなる積雪増加の恐れ

4日(月)正午までの積雪増加の予想
北日本日本海側や北陸信越エリアでは今後も断続的に強い雪が続き積雪がさらに増す見込みです。4日(月)正午までに山形県や新潟県、長野県の山沿いを中心にさらに50cm以上の雪が積もる恐れがあります。

雪の強い状態は3日(日)~4日(月)にかけて続く見込みです。

雪が小康状態になったら安全を十分に確保した上で除雪作業をするようにしてください。逆に雪が強まっている時間帯はなるべく外出を控えて安全な屋内で過ごすようにしてください。
» このあとの積雪予想を確認(会員限定)

立ち往生や停電など雪への備えを

短期間に大量の雪が降る状況で、動けなくなる車が出ると大規模な立ち往生につながります。車での移動は極力避けてください。止むを得ず車を運転する場合は冬用タイヤや滑り止め、スタックした時の装備や準備が欠かせません。

最新の気象情報や道路交通情報、運行情報をしっかりと確認の上、慎重な行動をお願いします。

大量の雪や強風による倒木の影響で停電の発生することもあります。暖房が使用できなくなった場合に備えて、電気以外の暖房器具やカイロ、懐中電灯の準備をしておくと良さそうです。
» GPS検索 ピンポイント予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
さっちゃんより