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2020年大晦日は全国的に厳しい寒さ 東京は晴れても最高気温8℃止まり

2020/12/30 17:54 ウェザーニュース

2020年最終日となる明日31日(木)・大晦日は、年越し寒波の影響で全国的に厳しい寒さとなります。

冬型の気圧配置が続いて、上空1500m付近で-9℃以下の強い寒気が日本列島のほぼ全域を覆う予想となっています。日本海側は広い範囲で大雪や吹雪に見舞われ、晴れる太平洋側も空気の冷たい一日です。

大晦日は昼間も厳しい寒さ

31日(木)・大晦日の天気と気温
朝の最低気温は東京や名古屋で1℃、大阪で2℃の予想となっています。冬日とはならないまでも、平年に比べると低く、寒い朝です。札幌はこの冬になって初めてとなる-10℃を予想しています。

昼間は晴れる関東など太平洋側でも気温の上昇は鈍く、東京の最高気温は8℃止まり。今日に比べると4℃も低く、日差しの温もりよりも、空気の冷たさが勝ります。午後になって雪雲の流れ込む可能性がある名古屋は4℃と、さらに寒い予想です。

2021年スタートは極寒

1月1日(金)元日朝の気温
寒波の影響は年が変わっても継続し、2021年のスタートも極寒です。

東京は2℃まで下がり、風が弱まって放射冷却が強まると、さらに冷え込む可能性があります。札幌は-11℃で大晦日以上の冷え込みになる見込みです。寒気のピークをすぎる西日本は幾分、冷え込みが落ち着いて、福岡の最低気温は3℃の予想となっています。

例年に比べて二年参りや初日の出で、外出をされる方は少ないと思われますが、室内で年末年始を過ごす場合もしっかりと寒さ対策を行い、体調を崩さないようにお気をつけください。
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