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今日は2020年最後の満月「コールドムーン」

2020/12/29 15:33 ウェザーニュース

12月は30日(水)12時29分頃に満月を迎えます。
今夜はゆっくりと空を見上げて、今年最後の満月を楽しみませんか?

今夜の天気

冬型の気圧配置となるため、関東南部では晴れてバッチリ見える予想です。
西日本では、雨雲雪雲が太平洋側にも流れ込むため、満月を見ることができるのは太平洋側の沿岸部のみとなります。

日本海側では、非常に強い寒気が流れ込む影響で荒れた天気となるため、残念ながら満月を見るのは難しそうです。
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12月の満月、英語で”Cold Moon”

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。

12月は”Cold Moon(寒月)”です。確かに寒い季節の月ではありますが、特別寒々しく見えたのでしょうか。

現象おさらい 満月とは

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
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