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減少傾向の年賀状 わずかながら「2021年は出す」という回答も

2020/12/30 13:49 ウェザーニュース

日本のお正月の風物詩でもある年賀状ですが、最近は徐々に書かない人も増えてきているようです。また企業の間でも、年賀状を廃止する動きが広がっています。

2020年12月25、26日にウェザーニュースでは、年賀状について調査を行いました。

4%は「2021年は出す」と回答

ウェザーニュースアプリより
集計の結果、全体の27%は「毎年出していない」と回答していることが分かりました。

一方で、全体の4%と少数ながら「2021年は出す」という方々もいらっしゃいました。
ここ最近は年賀状を出していなかったものの、コロナ禍で実際に人と会う機会が減ったことや、巣ごもり生活で時間に余裕が出来たためなど、ライフスタイルが大きく変化した事が理由の1つとして挙げられていました。

かつての「年始回り」が由来

さて、この年賀状はいつ頃から出すようになったのでしょうか。

日本では昔から正月に、お世話になった家々にあいさつ回りをする「年始回り」という習慣がありました。

しかし、これは回る側にとっても、出迎える側にとっても大変なものでした。
そのため、明治6年に官製はがきが誕生してからは直接出向く変わりに手紙で新年のあいさつをする年賀状の習慣が一般化したのです。

すでに2021年元旦に届けるための締切は過ぎてしまっていますが、長くなるおうち時間を使って、年賀状を再び出す方が更に増えるかもしれませんね。
» ウェザーニュース記事一覧

参考資料など

調査:アプリ「ウェザーニュース」より
2020年12月25、26日 7676人参加