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年越し寒波襲来
名古屋や鹿児島も雪の予想、東京は氷点下の冷え込みに

2020/12/28 11:22 ウェザーニュース

明後日30日(水)以降、日本列島は強い冬型の気圧配置となり、年越しの日本列島は大荒れの天気となります。

北陸周辺では今月半ば頃の大雪と同レベルかそれ以上の雪が降り、西日本も山陰・近畿北部だけでなく、九州北部でも大雪となるおそれがあります。

ピークは年越しのタイミング

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30日(水)に低気圧が関東沖を通過し、その通過後に強い寒気が一気に流れ込んでくる予想です。

寒気のピークは31日大晦日(木)〜元日1日(金)で、全国的に1500m付近で−9℃以下、西日本の一部では-12℃前後と、ひと冬に一度あるかないかの強い寒気になると見られます。

そのため、西日本の日本海側や東シナ海側では雪の降る所が多くなります。

また、日本海には異なる風がぶつかり合うJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成される可能性があり、狭い範囲に強い雪が集中することがあります。山沿いでは24時間で1m以上、平野部でも50cmを超えるような大雪となって、車の大規模な立ち往生や道路の通行止め、停電の発生など生活にさまざまな影響が起こることが懸念されます。

鹿児島でも雪の予想

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強い寒気の影響は太平洋側や瀬戸内海側まで拡大し、日本海側に広がる雲が流れ込むことで、名古屋や広島、九州の南部でも雪になり、標高の高い内陸部や山沿いで雪が積もるおそれがあります。

全国的に風も非常に強く吹くため、暴風や吹雪にも警戒が必要です。

今のうちにしっかりを備えをし、年末年始はできるだけ外出を控えた方が良さそうです。

東京でも元日は氷点下の冷え込みが予想されるため、元旦の外出を避けるのもひとつかもしれません。
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