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「南岸低気圧」で30日(水)は関東で久々の雨か 東京で初雪の可能性は?

2020/12/26 17:20 ウェザーニュース

12月は冬型の気圧配置となる日が多く、空気の乾燥した状態が続いています。東京は今日26日(土)の最小湿度が28%まで低下しました。風がぶつかり合うシアラインの影響で、局地的に雨が降ることはあったものの、東京都心は今日で12日連続の無降水。1.0mm以上の雨は12月5日(土)が最後です。

28日(月)頃と30日(水)頃に、本州の南の海上を進む、いわゆる「南岸低気圧」が通過する見込みです。現段階では低気圧のコースに不確実な部分があり、ウェザーニュースでは30日(水)に雨の降る可能性が高いと見ています。

関東平野部で雪の可能性は低い

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「南岸低気圧」はしばしば関東に大雪をもたらしますが、今回は低気圧に向かって比較的暖かな空気が流れ込むため、平野部では雨で、雪に変わるのは標高の高い山間部に限られる見通しです。

ただ、低気圧の通過後に強い寒気が流れ込んで、大気の状態が不安定になることで、局地的に雲が発達する可能性があります。このタイミングでは気温が下がっているため、関東でまだ初雪を観測していない、東京と銚子でもにわか雪となるかもしれません。もし雪が降ったとしても一時的で、積もるようなことはない見込みです。
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