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年明けも冬らしい寒さ 特に1月は全国的に平年よりさらに寒く(気象庁3か月予報)

2020/12/25 16:10 ウェザーニュース

気象庁は25日(金)、来年1月から3月までの3か月予報を発表しました。

寒気の影響を受けやすくなるため、東・西日本で気温が平年並みか低く、北日本や沖縄・奄美も平年並みの予想です。

特に1月は全国的にほぼ全国的に平年より低く、厳しい寒さとなって、日本海側では降雪量が多くなる見込みです。

1月は全国的に厳しい寒さ、2月以降は北日本で寒さ緩む

気温は、1月から3月の3か月を平均すると、北日本や沖縄・奄美でほぼ平年並み、東日本や西日本では平年並みか平年より低い予想です。

ラニーニャ現象はこの冬にかけても継続する見込みで、特に1月は寒気が流れ込みやすくなります。
1月は沖縄を除いて平年より低い気温となり、厳しい寒さとなります。

2月以降、北日本は寒気の影響を受けにくく平年並みか高くなりますが、東日本や西日本では引き続き寒気が流れ込みやすく、平年並みの寒さとなる見込みです。
>>今冬の降雪傾向・ラニーニャ現象の影響も

北陸は降水量多い予想、大雪のおそれも

3か月の降水量は、北陸で平年並みか多い予想です。

1月は冬型の気圧配置になる日が多く日本海側の各地で降水量が多くなり、2月も寒気の影響を受けやすい北陸では雪が多くなると考えられます。

沖縄・奄美では湿った空気の影響を受けにくくなって平年並みか少なくなる見込みです。

その他の各地の降水量は平年並みとなります。

なお、降雪量は日本海側の各地で平年並みか多く、北陸で平年より多い予想となっています。

ここ数年、雪の少ない年が多くなっていましたが、この冬は先日すでに北陸を中心に大雪となり、年末年始にも大雪が予想されています。その後も寒気の影響を受けやすい見込みですので、今後も雪対策はしっかり行ってください。
>>この先3か月間の天気傾向