レンズ雲ができるメカニズム
関東に前線が近づいている影響で、上空3,000m付近では風速20m/s前後の強い西風が吹いています。
「レンズ雲」は上空の風が強いときに現れ、見た目にはその場に留まって浮かんでいるように見えるのが特徴です。
上空の強い風が山にぶつかると、山を越えた風が波打つように流れます。上空の空気が湿っているとき、この風が波打つ波頭の所で発生。見た目にはその場に留まっているように見えますが、実際には同じ場所で発生と消滅を繰り返しているのです。
今回の場合は、レンズ雲のさらに上、上空4000m付近に一面の高積雲が広がっています。そのため、レンズ雲が存在する部分だけ雲の合計の厚みが増しているので、黒く怪しい色に見えていると考えられます。
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「レンズ雲」は上空の風が強いときに現れ、見た目にはその場に留まって浮かんでいるように見えるのが特徴です。
上空の強い風が山にぶつかると、山を越えた風が波打つように流れます。上空の空気が湿っているとき、この風が波打つ波頭の所で発生。見た目にはその場に留まっているように見えますが、実際には同じ場所で発生と消滅を繰り返しているのです。
今回の場合は、レンズ雲のさらに上、上空4000m付近に一面の高積雲が広がっています。そのため、レンズ雲が存在する部分だけ雲の合計の厚みが増しているので、黒く怪しい色に見えていると考えられます。
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参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)花散里さん