facebook line twitter mail

全国のスキー場の6割以上がオープン 暖冬の昨季に比べ積雪が大きく増加

2020/12/22 19:57 ウェザーニュース

先週の寒波の影響もあり、この冬の全国のスキー場は順調にオープンしています。ウェザーニュースの調べでは、22日(火)の段階で、すでに全国の6割以上で滑走が可能になっています。

12月前半までは全国的に平年より気温が高く、雪の少ない状況が続いていましたが、14日(月)頃から真冬並みの寒波が襲来し、一気に積雪が増加しました。新潟県上越市・高田や富山市など、12月だけで昨冬(12~2月の3か月)で降った雪の量を上回っています。

寒波襲来で年末年始はさらに積雪増加

22日(火)現在、ウェザーニュースが情報を提供している全国350余りのスキー場のうち、63%で滑走が可能になっています。去年の同時期は暖冬による雪不足で34%に留まっており、大幅に増加している状況です。

新潟や長野、群馬などは先週の寒波で立ち往生などの大きな影響が出た一方で、スキー場にとっては恵みの雪になった所が多いようです。これから年末年始にかけては再び寒気の襲来が予想され、積雪の増加するスキー場が多くなると見られます。大雪の後はゲレンデの整備に時間がかかったり、現地に向かう道路に影響が出る可能性もありますので、最新の情報をご確認ください。
» スキー場 滑走可否情報
» GPS検索 週間天気予報

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
沼尻スキー場の空