国内:新島・神津島近海でM5.0 利島で震度5弱
18日(金)18時09分頃、新島・神津島近海でマグニチュード5.0、深さ約11kmと推定される地震が発生し、震源に近い伊豆諸島・利島で最大震度の5弱を観測。そのほか新島で震度4、伊豆大島で震度3、横浜市や千葉県館山市などで震度2の揺れがありました。震度5弱以上の地震は今年6回目で、12月に入ってからは12日(土)の岩手県沖の地震に続く2回目です。(震源は発生当初、伊豆大島近海としていましたが、その後の精査により新島・神津島近海に変更されています)
気象庁は地震のメカニズムを北北西ー南南東方向に圧力軸を持つ、横ずれ型と解析しています。
周辺ではその後も有感地震が相次いで発生し、20時20分に震度3、20時36分に震度4、21時39分に震度3の揺れをいずれも利島で観測。19日(土)になり、震度3以上の地震は発生していないものの、有感地震の多い状況は継続しています。
伊豆諸島では過去にもいわゆる「群発地震」がしばしば発生しており、最近では、伊豆大島近海で2019年11月や2019年2月。新島・神津島近海で2018年4月に地震が多発しました。震源に近い島ではしばらくの間、強い揺れを伴う地震の可能性がありますので、注意が必要です。
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気象庁は地震のメカニズムを北北西ー南南東方向に圧力軸を持つ、横ずれ型と解析しています。
周辺ではその後も有感地震が相次いで発生し、20時20分に震度3、20時36分に震度4、21時39分に震度3の揺れをいずれも利島で観測。19日(土)になり、震度3以上の地震は発生していないものの、有感地震の多い状況は継続しています。
伊豆諸島では過去にもいわゆる「群発地震」がしばしば発生しており、最近では、伊豆大島近海で2019年11月や2019年2月。新島・神津島近海で2018年4月に地震が多発しました。震源に近い島ではしばらくの間、強い揺れを伴う地震の可能性がありますので、注意が必要です。
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国内:茨城県南部でM4.6 関東の広域で揺れを感じる
17日(木)16時42分頃、茨城県南部を震源とするマグニチュード4.6、深さ約45kmと推定される地震が発生しました。この地震で茨城県石岡市や坂東市などで震度4、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県にかけて震度3の揺れを観測しています。
今回の地震が発生した茨城県南部の深さ50km前後は、フィリピン海プレートと北米プレートの境界付近で、「地震の巣」とも呼べるような地震の多い領域です。茨城県南部を震源とする最大震度3以上の地震は今年になってからでも9回目になります。
今回の地震が発生した茨城県南部の深さ50km前後は、フィリピン海プレートと北米プレートの境界付近で、「地震の巣」とも呼べるような地震の多い領域です。茨城県南部を震源とする最大震度3以上の地震は今年になってからでも9回目になります。
世界:フィリピン南部でM6.1
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しました。最も大きな地震は日本時間の16日(水)にフィリピン・ミンダナオ島の南で発生したマグニチュード6.1です。
フィリピン付近はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界に位置し、日本と同様にプレート境界型の地震が多く発生します。今回の地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、プレート境界で起きる地震で良く見られるパターンです。
ミンダナオ島の南では今年に入ってからもマグニチュード6以上の地震が2月と3月に発生しており、2017年4月にはマグニチュード6.9の地震が起きています。震源が陸地に近い場合は強い揺れを伴い、規模が大きくなれば津波の発生リスクもあるエリアになります。
» ウェザーニュース記事一覧
フィリピン付近はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界に位置し、日本と同様にプレート境界型の地震が多く発生します。今回の地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で、プレート境界で起きる地震で良く見られるパターンです。
ミンダナオ島の南では今年に入ってからもマグニチュード6以上の地震が2月と3月に発生しており、2017年4月にはマグニチュード6.9の地震が起きています。震源が陸地に近い場合は強い揺れを伴い、規模が大きくなれば津波の発生リスクもあるエリアになります。
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参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。