日本付近は今日未明から冬型の気圧配置が強まっていて、上空に強い寒気が流れ込んでいます。

特に新潟県や長野県では、未明から朝に前線の通過したタイミングで強い雪が降り、24時間降雪量は新潟県津南町の津南で61cm、長野県野沢温泉村の野沢温泉で53cmを観測しています。

その後も雪は強弱を繰り返しながら降っていて、明日20日(日)にかけても降雪が続く予想です。新潟県、長野県、群馬県の一部地域には、再び大雪警報が発表されました。

北陸や信越では、平野部で20cm程度、山沿いでは多いところで80cm程度の降雪が予想されます。道路の通行止めや鉄道の運転見合わせなどの規制が行われる可能性があるほか、山間部やスキー場では雪崩にも注意が必要です。雪かきや雪下ろし中の事故にも十分注意してください。
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山形県や秋田県など、東北地方日本海側の沿岸などでは風も強く吹いていて、吹雪となっているところがあります。日が暮れるとさらに視界が悪くなるため、むやみな移動は控えるようにしてください。

今週の大雪では、関越道などで大規模な立ち往生が発生しました。坂道などで進めなくなった車の影響で後続車が渋滞し、車両の走行が止まったことで路面に雪が積もることで影響が拡大したとみられます。

チェーン等の適切な装備はもちろんのこと、万が一のために毛布等を車に入れておくようにし、雪の強い際には無理な運転は行わないでください。車の走行前には気象情報だけでなく道路交通情報もしっかりと確認するようにしてください。
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