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小倉百人一首

2021/01/03 11:20 ウェザーニュース

季節や自然、人々の日常など様々なことを三十一文字で綴った百首の和歌。百人一首の札を使った競技かるたは、日本の伝統文化として海外でも知られています。

問題.

このたびは
ぬさもとりあへず
たむけやま

下の句は?


正解は…

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

正解:もみぢのにしきかみのまにまに

===此の度は 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに(菅家)===

===「今度の旅は急で、(道祖神に捧げる) 幣も用意できませんでした。しかし、手向山の美しい紅葉を捧げますので、神の御心のままに(お受取りください)」というような意味の歌。この歌の作者である菅家とは菅原道真のこと。学問の神様として知られ、太宰府天満宮に祀られています。===

百人一首とは?

百人一首とは百人の歌人の和歌を一首ずつ集めた秀歌撰です。その中でも中でも『小倉百人一首(藤原定家が京都・小倉山の山荘で選んだとされる)』は百人一首の代名詞とも言えるほど浸透しています。