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週末以降は一気に真冬の寒気が南下 週明けは厳しい寒さと大雪に警戒

2020/12/11 10:26 ウェザーニュース

第一級の寒気がじわじわと日本列島に近づいています。週末から北海道に広がり始め、週明けには日本列島の大部分を覆う見込みです。

この先1週間の上空1500m付近の寒気の動向を見ると、13日(日)には平地で雪となる目安の-6℃ラインが東北まで南下。15日(火)には本州の太平洋側まで下りて、少なくとも16日(水)頃までは全国の広い範囲が強い寒気に覆われます。

このため、各地とも気温が下がり、冬本番の寒さの所が多くなる予想です。

全国的に真冬の寒さ 東京など晴れても一桁

来週にかけての気温の予想
来週にかけての予想気温を見ると、特に15日(火)、16日(水)が低く、東京や大阪、福岡などは朝に0℃前後まで冷え込み、晴れても最高気温が10℃に届かないくらいです。北西の冷たい風が強く吹きますので、体感温度はより低く、真冬の防寒具が必須になります。札幌は来週前半に真冬日が続く予想です。

西日本は12月に入ってからも15℃を超えて、比較的過ごしやすい陽気の所が多くなっていましたので、急な寒さで体調を崩さないよう、しっかりと寒さ対策をするようにしてください。
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タイヤ交換は順調も車の運転には注意

寒気が強いため、来週前半は北日本だけでなく、北陸~山陰にかけての日本海側でも本格的な雪になり、積雪のおそれがあります。

ウェザーニュースが10日(木)~11日(金)に行った調査によると、北陸と山陰の6県で冬用タイヤへの交換が済んでいる割合は80%以上に達し、準備はしっかりと進んでいることがわかりました。

ただ、冬季最初の雪道の運転はそれでも危険が伴いますので、雪の積もった道路を走行する際は、速度を控えめにして、慎重に行ってください。
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