facebook line twitter mail

冬の訪れが急ピッチ 12月中旬から一気に寒さ増す(気象庁1か月予報)

2020/12/03 15:48 ウェザーニュース

今日3日(木)、気象庁は12月5日から来年1月4日までの1か月予報を発表しました。12月中旬からは日本列島の上空に寒気が流れ込みやすくなり、一気に寒さが増す見込みです。冬の訪れが急ピッチとなります。

12月中旬は一気に寒さが増す

この先1か月の気温
12月に入って寒い日が増えているものの、西日本を中心に平年よりは高い状態が続いています。来週も気温が高い傾向で、西日本、東日本を対象に高温に関する早期天候情報が発表されました。

12月中旬は北極周辺の寒気の一部がサハリン付近まで南下し、日本列島に流れ込みやすくなります。特に14日(月)の週は北海道や東北、九州北部で平年並みか平年よりも低い予想で、一転して冬本番の寒さが到来する見込みです。年末年始にかけては全国的に平年並みの寒さの日が多くなる予想となっています。

気温の落差が大きくなる可能性がありますので、体調管理はしっかりと行ってください。

北陸以西も寒気南下のタイミングで本格的な雪に

この先1か月の降水量
冬型の気圧配置になる日が多く、平年と同様に日本海側で雪や雨が降りやすく、太平洋側で晴れやすくなる見込みです。降水量は沖縄が平年並みか多く、そのほかの各地は平年並みの予想になっています。

寒気が南下するタイミングでは北日本だけではなく、北陸以西の日本海側でも雪になります。北日本以外でも本格的な雪対策が必要な時期が間近です。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向