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三連休初日の東京は澄み渡る青空 空気乾燥し湿度は今季最低の26%

2020/11/21 16:25 ウェザーニュース

三連休初日の11月21日(土)は、関東以西の広範囲で晴れています。

昨日までと気圧配置が変わり、北西からの乾いた季節風が吹いている影響や、気温の上昇に伴い、首都圏では湿度が低くなりました。

空気中の水分が減少したことで見通しも良くなり、東京の正午の視程は40kmと記録されています。雲ひとつ無い空の青さも磨きがかかって見えます。

相対湿度26% 5月以来の低さ

各地の最小湿度
東京都心では14時前に最小湿度が26%にまで低下しました。この夏以降では最低で、5月末以来の低さとなっています。

インフルエンザウイルスなど一般的な季節性の呼吸器疾患系ウイルスの場合は、低温や乾燥条件下で流行しやすいとされています。流行拡大中の新型コロナウイルスにこの特徴があてはまるとは断定出来ないものの、低温・乾燥条件下では、体外に出たウイルスが不活化しにくい可能性、飛沫が空気中を浮遊しやすい可能性、鼻粘膜等から感染しやすくなる可能性等が指摘されているほか、寒さによる換気不足による空気の滞留等も指摘されています。

三連休はお出かけをされる方も多く、他人との接触が増えることが予想されます。密閉、密集、密接の3つの密を避ける、マスクの着用や咳エチケットで飛沫の拡散を防ぐ、手洗いや日々の健康管理を十分に行うなど、一人ひとりが感染症予防を意識してください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)わかば さん