上空高い所に湿った空気
今日は日本列島を覆っていた高気圧の中心が東に離れ、飛行機の飛ぶ高度に近い、上空9000m付近で湿度80%以上の湿った空気が西日本から東海の上空に広がっています。
氷の粒でできた飛行機雲は、空気が乾いているときは、すぐに周囲の空気と混ざって消えてしまいます。消えずに長く残っているのは、空気が湿っている証拠です。
氷の粒でできた飛行機雲は、空気が乾いているときは、すぐに周囲の空気と混ざって消えてしまいます。消えずに長く残っているのは、空気が湿っている証拠です。
天気下り坂にはつながらず
こうした上空の湿った空気は低気圧や前線が近づく時に広がることが多いのですが、今回に関しては後ろに次の高気圧が控えているため、天気下り坂にはつながりません。
夕方になると湿った空気は南の海上に離れていきますので、飛行機雲が現れても、長くは残らないようになると考えられます。この後の空の様子の変化に注目してみましょう。
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夕方になると湿った空気は南の海上に離れていきますので、飛行機雲が現れても、長くは残らないようになると考えられます。この後の空の様子の変化に注目してみましょう。
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