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西日本、東日本は12月に入ると冬らしい寒さに(気象庁3か月予報)

2020/10/23 14:57 ウェザーニュース

気象庁は23日(金)、11月から来年1月までの3か月予報を発表しました。ラニーニャ現象が続く見込みで、12月以降は西日本、東日本を中心に寒気が流れ込みやすく、冬らしい寒さとなる見込みです。

西・東日本は冬らしい寒さ

11~1月の平均気温
気温は11月から1月の3か月を平均すると、西日本や東日本、東北で平年並み。北海道は平年並みか高い予想となっています。

ラニーニャ現象が継続すると見られ、上空を流れる強い風、ジェット気流は南に蛇行。日本列島の上空に寒気が流れ込みやすくなる見込みです。特に12月の気温は西日本、東日本で平年並みか平年より低い予想で、暖かな秋から急に冬らしい寒さとなる可能性があります。

冬支度はいつも通りにしっかり進めておくと良さそうです。

西日本の日本海側は平年並みの雪に

11~1月の降水量
降水量は全国的に平年並みの予想となっています。月別に見ていくと、12月の西日本の日本海側は平年並みか多い予想です。寒気の影響を受けやすく、気温も下がりますので、山沿いを中心に早い時期から雪の積もる可能性があります。

2シーズン続けて記録的に雪が少なかった西日本の日本海側も、この冬は平年同様に雪が降ると見られます。久々の雪になる所がありますので、早めに除雪道具の確認などを行っておきましょう。
>>この先3か月間の天気傾向