台風14号の遅い動きのひとつの要因となった、上空の強い西風ジェット気流が北日本付近を流れる状況はこの先も続く見込みです。このため、秋晴れをもたらす移動性高気圧も関東より北を通過しやすくなります。

15日(木)～16日(金)にやってくる高気圧の中心は東北北部を通過する予想です。関東は高気圧の縁にあたることで雲が広がりやすく、なかなかすっきりと晴れません。

17日(土)頃は低気圧や気圧の谷の通過に伴い、雨のまとまる可能性があります。低気圧の通過後は天気が回復に向かい、11日(日)午後のウェザーニュースの予報では前橋など関東北部で青空が広がる見込みです。低気圧などの位置によって晴れのエリアが拡大することも考えられます。

少なくとも土曜日までは、晴れたとしても一時的で、秋晴れは期待できない状況です。洗濯物は部屋干しや乾燥機を活用するなどして、こまめに片付けるようにしましょう。
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