ギリシャ文字の名を持つ3つめのハリケーン
アメリカでは北大西洋、太平洋北東部、太平洋北中部でトロピカル・ストーム(発達した熱帯低気圧)に命名を行っています。
それぞれの海域で、年ごとにアルファベット順で名称を定めていますが、北大西洋では予め決められている21の名称を使い切ったため、ギリシャ文字で命名され、現在接近中のハリケーンはデルタ(Delta)と呼ばれています。
過去にギリシャ文字が使われた2005年は、「Beta」と「Epsilon」の2つのハリケーンが発生していますが、いずれもアメリカ本土には上陸していません。今年の「Delta」が上陸すれば史上初です。
それぞれの海域で、年ごとにアルファベット順で名称を定めていますが、北大西洋では予め決められている21の名称を使い切ったため、ギリシャ文字で命名され、現在接近中のハリケーンはデルタ(Delta)と呼ばれています。
過去にギリシャ文字が使われた2005年は、「Beta」と「Epsilon」の2つのハリケーンが発生していますが、いずれもアメリカ本土には上陸していません。今年の「Delta」が上陸すれば史上初です。
最大風速50m/sの勢力で上陸見込み
ウェザーニュースで全世界の熱帯低気圧を監視している、グローバルストームセンターでは、ハリケーン・デルタは上陸時も中心付近の最大風速が50m/s前後の勢力を維持すると見ています。
台風の進路に当たる地域は、8月にハリケーン・ローラが上陸した所に近く、被害の拡大が懸念されます。
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台風の進路に当たる地域は、8月にハリケーン・ローラが上陸した所に近く、被害の拡大が懸念されます。
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