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北日本や北陸で局地的に強い雨 沿岸部は20m/s超の強風も

2020/10/05 09:49 ウェザーニュース

週明けの今日5日(月)は上空に寒気を伴った低気圧や前線の通過により、北日本から北陸で雨が降っています。所々で雨雲が発達し、9時30分までの1時間には富山県魚津市で9.5mm、北海道陸別町で9.0mmの雨を観測しました。

活発な雨雲が通過中の北海道道北には竜巻注意情報が出ており、強い雨に加えて突風のおそれもあります。

前線が東に抜ける昼頃にかけて1時間に20mm前後の強い雨の降る所がある見込みです。秋田県内では24時間の雨量が100mmを超えている所がありますので、土砂災害に警戒が必要です。
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20m/s前後の強風が明日6日(火)朝にかけて続く

5日(月)6時の実況天気図
北海道に近づく低気圧は6時の中心気圧が994hPaまで低下し、周辺では等圧線の間隔が狭くなっています。沿岸部を中心に風が強く、9時30分までの最大瞬間風速は北海道えりも町・えりも岬で23.7m/s、秋田市で19.2m/sを観測しました。

低気圧の動きが遅いため、前線による雨が止んだ後も風の強い状況は続く予想です。明日6日(火)の朝にかけて瞬間的に20~25m/sの強風のおそれがありますので、飛来物や鉄道など交通機関の遅れ、車の運転中は横風などに注意をしてください。
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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ふわすけさん