国内:八丈島東方沖でM6.0の地震 関東広域で揺れを観測
3日(土)18時31分頃、八丈島東方沖を震源とするマグニチュード6.0の地震が発生しました。震源の深さは約70kmと推定され、八丈町で最大震度3を観測。そのほか、関東の広い範囲と福島県や宮城県、新潟県の一部にかけて震度1以上の揺れを感じています。
八丈島東方沖は太平洋プレートがフィリピン海プレートに潜り込んでいる領域で、地震が多く発生します。去年7月30日には今回の震源より少し北でほぼ同規模のマグニチュード5.9の地震が起きました。それ以前にも2009年にマグニチュード6.6(最大震度5弱)、1972年にはマグニチュード7.2(最大震度6)の大きな地震が発生したこともあります。
3日(土)の地震の後も地震活動は続いているものの、震度1以上を観測する規模には達していません。
八丈島東方沖は太平洋プレートがフィリピン海プレートに潜り込んでいる領域で、地震が多く発生します。去年7月30日には今回の震源より少し北でほぼ同規模のマグニチュード5.9の地震が起きました。それ以前にも2009年にマグニチュード6.6(最大震度5弱)、1972年にはマグニチュード7.2(最大震度6)の大きな地震が発生したこともあります。
3日(土)の地震の後も地震活動は続いているものの、震度1以上を観測する規模には達していません。
世界:トンガ付近でM6.4 津波の発生はなし
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は2回発生しました。最も強い地震は10月1日(木)にトンガ付近で発生したマグニチュード6.4です。
震源が島から少し離れており、被害を及ぼすような揺れにはなっていません。地震のメカニズムは逆断層型と解析されていたものの、規模が大きくなかったため、津波の発生もありませんでした。
トンガ周辺は太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界にあたり、深さ10,000m以上に達するトンガ海溝が形成されています。プレート境界やその周辺で発生する大きな地震が頻発している領域です。
2009年にはトンガ海溝の北端にあたるサモア近海でマグニチュード8.1の巨大地震が発生しました。メカニズムは正断層型で今回の地震とは少し違ったものの、大きな津波を引き起こし、サモアやトンガを中心に大きな被害を及ぼしています。
» 関連記事 南太平洋・トンガ諸島で地震
震源が島から少し離れており、被害を及ぼすような揺れにはなっていません。地震のメカニズムは逆断層型と解析されていたものの、規模が大きくなかったため、津波の発生もありませんでした。
トンガ周辺は太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界にあたり、深さ10,000m以上に達するトンガ海溝が形成されています。プレート境界やその周辺で発生する大きな地震が頻発している領域です。
2009年にはトンガ海溝の北端にあたるサモア近海でマグニチュード8.1の巨大地震が発生しました。メカニズムは正断層型で今回の地震とは少し違ったものの、大きな津波を引き起こし、サモアやトンガを中心に大きな被害を及ぼしています。
» 関連記事 南太平洋・トンガ諸島で地震
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。