秋に現れやすい雲海
【放射霧の雲海】
夏に比べて日照時間が短くなる秋は、夜間の放射冷却によって地面が非常に冷えます。すると地面に近いところの空気も冷やされ、空気中の水蒸気が水滴に変わることで放射霧が発生。これが雲海となります。
盆地に見られる雲海は、ほとんどがこのタイプです。
【雨上がりの雲海】
雨上がりの地面は多くの水分を含んでいます。雨が上がってスッキリ晴れると、放射冷却によって早朝には雲海が発生します。
風が強いと雲海がその場に留まることができないため、天気が回復しても風が弱い、もしくは盆地のような周囲が山に囲まれていることが必要となります。
【川霧・湖霧・蒸気霧の雲海】
暖かい水面上に冷たい空気が流れこむと、水面からの水蒸気が冷やされて水滴が発生します。これは蒸気霧と呼ばれるものです。
放射霧の雲海や雨上がりの雲海は、局地的に発生しますが、蒸気霧は広範囲にわたって発生しやすいのが特徴です。
昼間は晴れても天気下り坂へ
このあと日差しが届き地面付近の気温が上がってくると、霧はだんだんと解消されていきます。
ただ、九州南部はゆっくり天気下り坂で、段々と雲が増えていく見込みです。夜はにわか雨の可能性があるため、帰宅が遅くなる場合は折り畳み傘があると安心です。
>>今いるところの天気・気温
ただ、九州南部はゆっくり天気下り坂で、段々と雲が増えていく見込みです。夜はにわか雨の可能性があるため、帰宅が遅くなる場合は折り畳み傘があると安心です。
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