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フランスで荒天、50m/s超の暴風も 4日(日)の凱旋門賞に影響する可能性

2020/10/03 11:52 ウェザーニュース

発達した低気圧の影響で、フランスは2日(金)から荒天に見舞われています。フランス北西部・ナントの西に浮かぶ島、ベル=イル=アン=メールでは瞬間的に50m/sを超える暴風を観測しています。

低気圧は3日(土)から4日(日)にかけてゆっくりと北上し、イギリス方面に進む見込みです。低気圧の中心は離れるものの、気圧差が大きく、沿岸部を中心に風の強い状況が続くと見られます。

凱旋門賞は馬場状態が悪化も

日本時間の4日(日)夜にはパリ郊外のロンシャン競馬場で凱旋門賞が行われます。現地の馬場状態は2日(金)夕方の段階で重馬場となっており、断続的に雨が降るため、さらに悪化する可能性があります。

すでに馬場悪化を理由に有力馬の1頭が回避し、史上初の凱旋門賞3勝を目指すエネイブルに注目が集まります。2着に敗れた去年に続いて馬場状態が悪いため、波乱があってもおかしくありません。日本から参戦のディアドラや、イギリスから参戦のジャパンに騎乗する武豊JKにも注目です。
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