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南鳥島近海で熱帯低気圧が発生
24時間以内に台風に発達見込み

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2020/09/26 16:21 ウェザーニュース

南鳥島近海で26日(土)15時に熱帯低気圧が発生しました。今後も発達を続け、気象庁は24時間以内に台風になるとしています。

次に台風ができると「台風13号」と呼ばれることになります。

▼実況 [9月26日(土)15時]
 擾乱種類   熱帯低気圧(TD)
 存在地域   南鳥島近海
 移動     北西 ゆっくり
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

▼予報 24時間後 [9月27日(日)15時]
 擾乱種類   台風(TS)
 存在地域   南鳥島近海
 移動     北北西 20 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

日本列島に近づく可能性は低い

上空の強い風ジェット気流が日本列島の南を流れており、台風が発生した後はしばらく北上した後、東よりに進路を変える見込みです。

今の所、日本に近づく可能性は低く、離れた所を通過するため、高波などの影響は小さいと見られます。
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次に台風ができると「台風13号」

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平年の台風発生数
次に台風が発生すると「台風13号」と呼ばれることになります。今年9月は既に3つの台風が発生しているため、台風になれば9月の4つ目です。9月の台風発生数の平年値は4.8個なので、ほぼ平年並みのペースと言えそうです。

今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は平年を上回る7個の台風が発生していて、急に発生ペースが上がっていました。

例年9月から10月の気圧配置のもとでは、台風の進路が本州方面に向かいやすい傾向があります。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
» 気圧変化·頭痛対策の参考に<天気痛予報>

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