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今朝は四国で猛烈な雨 午前中から近畿、東海でも道路冠水や河川増水に警戒

2020/09/25 07:26 ウェザーニュース

高知県室戸市より(25日7時前の様子)

今日25日(金)は西日本の南の南岸にある低気圧の影響で、四国の太平洋側を中心に局地的に雨雲が発達しています。高知県室戸岬では5時50分までの1時間に130.5mmの猛烈な雨が観測され、記録的短時間大雨情報も発表されました。排水溝から水があふれて道路冠水も発生しています。

低気圧が東に進むのに伴い、激しい雨のエリアは東に移ります。このあとは近畿や東海でも雨が強まるため、道路冠水や河川増水に警戒が必要です。

猛烈な雨による道路冠水などに警戒

雨の予想 25日(金)12時
雨のピーク時には、局地的に1時間に80mmを超えるような猛烈な雨の降るおそれがあります。道路冠水や中小河川の急な増水、土砂災害などに警戒が必要です。

【各地の雨のピーク】
 四国:今日 朝まで
 近畿:今日 朝~昼
 東海:今日 午前~夕方

また、関東でも朝から弱い雨が降っていますが、午後になるとしっかりとした雨になり、夕方から夜の帰宅時間帯は土砂降りの雨になるところがある見込みです。
>>最新の雨雲レーダー

東北は台風から変わった低気圧で風雨強まる

風の予想 25日(金)14時
東北は三陸沖を北上する台風12号から変わった低気圧と、西から近づく気圧の谷の影響で、風や雨が強まります。

特に岩手県沿岸部は地形の影響もあって雨が強まる可能性が高く、総雨量が100mmを超えるような大雨になる見込みです。土砂災害や小さな河川の増水などに警戒をしてください。

さらに太平洋沿岸や津軽海峡周辺では瞬間的に25m/sを上回るような暴風になるおそれがあります。
横殴りの雨で、車の運転ではハンドルを取られたり、外出時は傘が役に立たないことも考えられますので、十分な注意が必要です。
>>今いるところの1時間ごとの雨や風の強さ