欠点がきわめて少ないのが特徴
シャインマスカットは、粒が大きく、甘みも強い上に、皮が薄く種もないので丸ごと食べられます。
「とても食べやすくて食感が大変良いぶどうとして評判が高いです。欠点が極めて少ないのが特徴ともいえますが、しいて欠点をあげるとすると、完熟すると甘くなりすぎてしまうことぐらいでしょうか。見た目も緑が鮮やかで香りも良いので、そのままケーキやタルトに飾っても映える美しさです」(久保田さん)
「とても食べやすくて食感が大変良いぶどうとして評判が高いです。欠点が極めて少ないのが特徴ともいえますが、しいて欠点をあげるとすると、完熟すると甘くなりすぎてしまうことぐらいでしょうか。見た目も緑が鮮やかで香りも良いので、そのままケーキやタルトに飾っても映える美しさです」(久保田さん)
見た目で好みの味が選べる!?
店頭に並ぶシャインマスカットはどれも立派でおいしそうに見えますが、どのように選んだら良いでしょうか。
「シャインマスカットの糖度は見た目の色で判断ができます。緑鮮やかな方が甘いと思われがちですが、実は黄色味を帯びている方が糖度が高くなります。山梨県果樹試験場が作成したカラーチャートでみると、右側にあたります」(久保田さん)
「シャインマスカットの糖度は見た目の色で判断ができます。緑鮮やかな方が甘いと思われがちですが、実は黄色味を帯びている方が糖度が高くなります。山梨県果樹試験場が作成したカラーチャートでみると、右側にあたります」(久保田さん)
「ぶどうは収穫後は一切追熟しないので、収穫したときの色はその後変化せず、糖度も上がりません。店頭に並ぶものの色を見て好みの味を選ぶことになります。
このチャートで言うと、1番や2番が糖度16度前後で香りが強くさっぱりしています。3番が出荷に適しているもので糖度が18度前後になり、香りと甘みのバランスが良いです。4番以上は糖度が19度以上となり、香りが感じにくくなり甘さが強いです。
つまり、甘いぶどうが好き、という方は黄色味を帯びたものを、逆に香りの高いさっぱりしたものが好きなら、緑色が濃い方を選ぶと良いでしょう」(久保田さん)
黄色っぽいものは熟し具合が進んでから収穫されたのであって、店頭に並んでいるうちに鮮度が落ちた、ということではないのです。
このチャートで言うと、1番や2番が糖度16度前後で香りが強くさっぱりしています。3番が出荷に適しているもので糖度が18度前後になり、香りと甘みのバランスが良いです。4番以上は糖度が19度以上となり、香りが感じにくくなり甘さが強いです。
つまり、甘いぶどうが好き、という方は黄色味を帯びたものを、逆に香りの高いさっぱりしたものが好きなら、緑色が濃い方を選ぶと良いでしょう」(久保田さん)
黄色っぽいものは熟し具合が進んでから収穫されたのであって、店頭に並んでいるうちに鮮度が落ちた、ということではないのです。
粒の大きさも糖度の目安になる
ぶどうの粒の大きさからも見た目で甘さを判断することができるそうです。
「ぶどう狩りのお客さんによく『大きい粒の方が甘いのでは?』と聞かれますが、シャインマスカットは粒が大きいから甘い、というわけではありません。
ぶどうは粒が小さい方が早く甘くなりはじめますが、他の品種は最高糖度に達するとそれ以上は糖度が上がらないので、大きい粒も小さい粒に甘さが追い付き、大小関係なくなります。
しかし、シャインマスカットは糖度がどんどん上がるので、大きい粒がおいしくなる頃、小さい粒はますます糖度が上がっていくのです。つまり、粒の大きさでも甘さがわかるということですね。ぶどう狩りをされる際に参考にしてください」(久保田さん)
これから12月までまだまだ楽しめるシャインマスカット。好みのものを上手に選んで、独特の香りと味を堪能してはいかがでしょうか。
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「ぶどう狩りのお客さんによく『大きい粒の方が甘いのでは?』と聞かれますが、シャインマスカットは粒が大きいから甘い、というわけではありません。
ぶどうは粒が小さい方が早く甘くなりはじめますが、他の品種は最高糖度に達するとそれ以上は糖度が上がらないので、大きい粒も小さい粒に甘さが追い付き、大小関係なくなります。
しかし、シャインマスカットは糖度がどんどん上がるので、大きい粒がおいしくなる頃、小さい粒はますます糖度が上がっていくのです。つまり、粒の大きさでも甘さがわかるということですね。ぶどう狩りをされる際に参考にしてください」(久保田さん)
これから12月までまだまだ楽しめるシャインマスカット。好みのものを上手に選んで、独特の香りと味を堪能してはいかがでしょうか。
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