大西洋でM6.9の地震 津波被害の心配なし
2020/09/19 07:46 ウェザーニュース
日本時間の9月19日(土)6時43分頃、北大西洋で地震がありました。震源地は北大西洋(大西洋中央海嶺中部)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定されます。
※震源は米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)による。
この地震について、アメリカの太平洋津波警報センターはカリブ海沿岸に対して、アメリカの国立津波警報センターはアメリカ東海岸・メキシコ湾・カナダ東岸に対して、フランス気象局とポルトガル気象庁はヨーロッパとアフリカの一部の沿岸に対して、それぞれ津波被害の心配はないとの情報を発表しています。
震源近傍では津波の可能性
気象庁の北西太平洋津波情報センター(NWPTAC)によると、ロシアの千島列島では3m未満の津波が到達するおそれがあるとしています。
太平洋津波警報センター(PTWC)によると、12時49分現在、津波による脅威は過ぎ去ったとしています。(13:00更新)
太平洋津波警報センター(PTWC)によると、以下の国や地域では0.3m未満の海面変動のおそれがあるとしています。
ハワイ、日本、ジョンストン島、ミッドウェー島、北マリアナ諸島、北西ハワイ諸島、ロシア、ウェーク島
震源近傍では“日本での震度2から3”程度の揺れか
USGSによると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅢ程度の揺れがあった模様です。日本の気象庁震度階級では震度2から3程度の揺れとみられます。