沖縄の最高気温が全国1位に 8月以降で初
2020/09/13 16:10 ウェザーニュース
13日(日)は秋雨前線の影響で曇りや雨になったところが多かったほか、良く晴れた西日本の一部でも大陸から乾いた空気が流れ込んで、気温の上昇が鈍くなりました。
13日の最高気温が最も高かったのは沖縄県の仲筋(多良間空港)で15時30分現在、31.9℃まで上がりました。沖縄県内の最高気温が全国で最も高くなるのは、今年8月以降では初めてのことです。
季節はゆっくりと前進
沖縄県は周囲を海に囲まれているため海風が入りやすく、夏の昼間の気温は本州方面に比べてあまり上がらない特性があります。沖縄の気温と本州方面の気温が逆転するのは、北からの気団がだんだんと優勢になり始めている兆候といえます。
猛烈な暑さが際立った今年の夏でしたが、季節の進みは気温分布にも表れ始めたようです。
週末はさらに気温低下
週末の天気と気温
週末にかけては秋雨前線が南下して、上空には冷たい空気が流れ込んできます。気温はさらに上がる見込みです。
札幌は12日(土)、13日(日)ともに最高気温が20℃に届かない予想となっています。雨も降るため、体感的には肌寒いくらいとなるかもしれません。青森や盛岡も20℃を少し上回る程度の予想です。
短い期間で気温が大きく変化しますので、体調を崩さないようにご注意ください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)