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残暑は次第に落ち着くも季節の歩みはゆっくり(気象庁1か月予報)

2020/09/10 15:06 ウェザーニュース

気象庁は10日(木)、9月12日から10月11日までの1か月予報を発表しました。残暑は次第に落ち着くものの、平年に比べると気温は高く、季節の歩み引き続きゆっくりです。

気温は平年より高く、秋の深まりはゆっくり

この先1か月の平均気温
ラニーニャ現象が発生したこともあり、太平洋高気圧が西に勢力を強めた状況が続きます。日本列島には南西からの暖かく湿った空気が流れ込みやすく、この先も気温は平年より高い所が多い予想です。

9月後半に入ると気温そのものは下がり残暑は落ち着くものの、季節の歩みはゆっくりで、なかなか秋が深まってきません。

雨の多い季節 平年並みの雨量でも油断は禁物

この先1か月の降水量
この先1か月の降水量は全国的に平年並みの予想となっています。ただ、秋雨のこの時期は元々の雨量が多い時期です。南からの湿った空気の影響で、秋雨前線の活動が活発になると、雨の強まる可能性があります。

また、台風が発生、接近すると雨量は大きく増加することが考えられますので、平年並みの予想とは言っても油断は出来ません。
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