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衣替え前線がゆっくり南下 東京は9月下旬までに長袖の出番あり

2020/09/15 13:22 ウェザーニュース

9月も中旬となり、朝晩の涼しさに秋が近づいているなと感じられるようになってきました。

今までは、外出する場合は迷わず薄着を選んでいたと思いますが、これからは朝晩の涼しさに合わせて服装の調節が必要になってくる時期です。

9月は体感差が大きくなる時期

9月の平年値(気象庁データをもとに作成)
例年の9月は、昼間の最高気温は25℃を超える日が多く、西日本では30℃近くまで上がる日もあります。

ただ、最低気温を見てみると、20℃前後まで下がり、東京でも20℃を切る日も増えてくる時期でもあります。

気温が25℃を下回る頃、風や日差し次第で体感が大きくかわるため、服装に迷う時期。半袖に脱ぎ着がラクな長袖シャツやカーディガンなどがおすすめです。

さらに、20℃を下回ると長袖シャツの上にベストや薄手のカーディガンなど、1枚羽織るものが欲しくなってくるかもしれません。

東京 9月下旬には長袖の準備を

秋の衣替え前線 9月11日発表
全国の衣替え前線(※)をみてみると、北日本や東日本の標高の高い地域は、すでに長袖が必要な時期となってきています。

東京など関東の市街地では9月下旬には、名古屋、大阪など東海・西日本の市街地でも10月上旬には長袖の出番となりそうです。

昨年に比べると残暑が長く続きそうですが、それでも長袖の出番が近づいて来ています。

※2019年秋にウェザーニュースアプリ内で行った調査から、最低気温が20℃を切ると約5割、18℃で約6割の人が半袖から長袖に移行することがわかりました。このデータをもとに、長袖を着用し始めたり、衣替えの意識が高まる時期として衣替え前線を作成しています。

>>この先10日先までの天気・気温

参考資料など

衣替えに関する調査:
ウェザーニュースアプリにて2019年9月1日から10月14日にかけて実施し、のべ約3.6万通の回答を集計

ライオン株式会社 Lidea 秋の衣替えは「18℃」が目安!衣替え期のお洗濯・収納と着こなしのコツ(https://lidea.today/articles/922)