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台風が運んだ夏の空気 北陸、東北ですでに猛暑日

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2020/09/08 12:25 ウェザーニュース

今日8日(火)もフェーン現象で気温が上昇、11時30分の時点ですでに猛暑日が17地点に達しています。
特に北陸や北日本の日本海側、内陸で9月とは思えない厳しい残暑となっています。

北陸で体温並みの暑さに

台風10号が温帯低気圧に変わって、中国大陸を進んでいます。

この低気圧に向かって吹く暖かい南よりの風が山を越えて乾いた暑い空気になる、フェーン現象が発生して今日も気温が上昇、11時30分時点で最も気温が上がっているのは新潟県の大潟で36.7℃と体温並みの暑さです。

特に北陸で気温が上がっていて、東北の日本海側や内陸でも35℃前後まで上がっているところがあります。

熱中症に警戒

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このあとも、もう少し気温が上がります。
札幌の予想最高気温は32℃となっていて、さらに少し上がると9月としての最高気温の記録を更新する可能性もあります。

体にこたえる厳しい気温の高い状態が続きますので、こまめな水分や塩分補給、室内の適切な温度管理など、しっかりと熱中症対策を行ってください。

また、フェーン現象の発生時は強風と空気の乾燥が重なるため、火災が燃え広がりやすくなります。火の元にも注意が必要です。
» 今日明日の熱中症危険度は?

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