国内:福井県嶺北でM5.0 坂井市で震度5弱を観測
4日(金)9時10分頃、福井県嶺北を震源とするマグニチュード5.0、深さ10kmと推定される地震が発生しました。福井県坂井市で震度5弱、福井市やあわら市で震度4を観測しています。
地震計の数に違いがあるため、単純な比較は出来ないものの、福井県内で震度5弱以上の揺れを観測するのは、1963年3月に若狭湾で発生したマグニチュード6.9の地震以来、57年ぶりです。地震のメカニズムは北西―南東方向に圧力軸をもつ、逆断層型と解析されています。
今回の震源近くでは福井地震を引き起こした福井平野東縁断層帯が知られています。発生のメカニズムの違いなど、直接の関連性は薄いと見られます。一般的には発生から1週間程度は同程度の地震が発生する可能性があります。震源に近い所では震度4~5弱の揺れになることが考えられますので、注意が必要です。
地震計の数に違いがあるため、単純な比較は出来ないものの、福井県内で震度5弱以上の揺れを観測するのは、1963年3月に若狭湾で発生したマグニチュード6.9の地震以来、57年ぶりです。地震のメカニズムは北西―南東方向に圧力軸をもつ、逆断層型と解析されています。
今回の震源近くでは福井地震を引き起こした福井平野東縁断層帯が知られています。発生のメカニズムの違いなど、直接の関連性は薄いと見られます。一般的には発生から1週間程度は同程度の地震が発生する可能性があります。震源に近い所では震度4~5弱の揺れになることが考えられますので、注意が必要です。
国内:父島近海で最大震度4
3日(木)0時21分頃、小笠原諸島の父島近海でマグニチュード4.8の地震が発生しました。この地震で母島では震度4を観測しています。小笠原諸島は太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界付近に位置しており、しばしば大きな地震が発生します。小笠原諸島で震度4を観測するのは、今年4月18日以来です。
小笠原近海での地震には震源が浅いタイプと深いタイプがあり、4月の地震はマグニチュード6.8と規模が大きかったものの、深さ477kmと深いタイプだったため、最大震度は今回と同じ4に留まりました。浅いタイプでは2010年12月にマグニチュード7.8の地震が起きています。こちらは震源が小笠原諸島からやや離れていたため、最大震度は4でした。
小笠原近海での地震には震源が浅いタイプと深いタイプがあり、4月の地震はマグニチュード6.8と規模が大きかったものの、深さ477kmと深いタイプだったため、最大震度は今回と同じ4に留まりました。浅いタイプでは2010年12月にマグニチュード7.8の地震が起きています。こちらは震源が小笠原諸島からやや離れていたため、最大震度は4でした。
世界:チリ沿岸でM6.8の地震が発生
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は5回発生しています。最も大きなものは1日(火)に南米チリの沿岸部で発生したマグニチュード6.8の地震です。
日本でも良く知られるように、太平洋プレートが南米プレートに潜り込んむチリ沿岸は巨大地震が多く発生しています。今回の地震も東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析され、プレート境界付近で発生した地震と考えられます。
マグニチュードが6.8に留まったため、顕著な津波の発生はありませんでした。震源近くの揺れが強かった地域は市街地がほとんどなく、目立った被害も出ていません。
この地震の後にマグニチュード6以上の地震が2回発生するなど、余震活動は比較的活発です。
» 関連記事 チリ沿岸でM6.8の地震 津波の心配なし
日本でも良く知られるように、太平洋プレートが南米プレートに潜り込んむチリ沿岸は巨大地震が多く発生しています。今回の地震も東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析され、プレート境界付近で発生した地震と考えられます。
マグニチュードが6.8に留まったため、顕著な津波の発生はありませんでした。震源近くの揺れが強かった地域は市街地がほとんどなく、目立った被害も出ていません。
この地震の後にマグニチュード6以上の地震が2回発生するなど、余震活動は比較的活発です。
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参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。