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全国的に気温は平年より高い
残暑長引き遅い秋の訪れ(気象庁1か月予報)

2020/09/03 15:30 ウェザーニュース

気象庁は3日(木)、9月5日から10月4日までの1か月予報を発表しました。全国的に残暑が長引き、秋の訪れは遅くなります。降水量は平年並みか多く、台風や秋雨前線による大雨への備えが欠かせません。

気温の高い状況は継続 残暑が長引く

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今日3日(木)は新潟県で9月として全国初の40℃を観測するなど、厳しい残暑が続いています。接近が予想される台風10号も西よりの進路を進み、日本付近に暖かな空気の流れ込みやすい状況となる見込みです。

その後も太平洋高気圧の勢力はこの時期としては強く、この先1か月の気温は全国的に平年より高い予想となっています。各地で残暑が長引き、秋の訪れは遅くなります。

台風や秋雨前線による大雨に備えを

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週末には台風10号の接近が予想されます。台風の進路に近い九州だけでなく、南からの湿った空気の影響を受ける、東海から四国の太平洋側も雨量の多い所がある見込みです。

その後も日本付近には湿った空気が流れ込みやすく、西日本や東海はこの先1か月の降水量が多い傾向で、特に九州、四国は平年より多い予想です。秋雨の時期は台風の影響もあり、梅雨の時期と同様の大雨の被害がしばしば発生します。大雨に対する備えが欠かせません。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向

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