日本の南の海面水温は過去最高に
気象庁は今日1日(火)、関東南東方、四国・東海沖、沖縄の東の3つの海域で、海面水温が解析値のある1982年以降で最も高くなったと発表しました。
これらの海域では9月下旬まで海面水温が平年よりかなり高くなる見込みで、台風がこうした海域を通過すると発達又は勢力を維持する傾向があるとしています。
これらの海域では9月下旬まで海面水温が平年よりかなり高くなる見込みで、台風がこうした海域を通過すると発達又は勢力を維持する傾向があるとしています。
かなり発達して日本列島に向かうおそれ
明日にも発生が予想される次の台風は、ヨーロッパやアメリカなど世界各国の機関によるコンピューターシミュレーションの結果では、東西の幅があるものの大部分が北西に進んで、日本列島に向かうことを示唆しています。
多少のブレがあったとしても、海面水温が高い領域を進む可能性が高いことから、かなりの発達が予想されます。上空の風の条件などが整えば、台風9号以上の勢力になってもおかしくありません。
さらに海面水温の高い領域は西日本の沿岸部まで広がっていることから、台風が日本列島に近づいても、勢力を維持または発達を続けると考えられます。
多少のブレがあったとしても、海面水温が高い領域を進む可能性が高いことから、かなりの発達が予想されます。上空の風の条件などが整えば、台風9号以上の勢力になってもおかしくありません。
さらに海面水温の高い領域は西日本の沿岸部まで広がっていることから、台風が日本列島に近づいても、勢力を維持または発達を続けると考えられます。
近年で最も強い上陸台風 2018年21号のケースは?
2018年に25年ぶりに「非常に強い」勢力で上陸した台風21号は、近年では最強クラスと言えます。
台風の中心に近かった近畿地方で特に影響が大きく、大阪市など近畿の市街地で最大瞬間風速50m/s前後の暴風に見舞われ車の横転や倒木、飛来物が窓ガラスにあたって割れるなど甚大な被害が発生。
過去の最高潮位を上回る記録的な高潮によって関西国際空港が水没したり、神戸市の臨海エリアが浸水する被害も発生しました。
台風21号は上陸時の中心気圧が950hPa、中心付近の最大風速は45m/sでした。
台風の中心に近かった近畿地方で特に影響が大きく、大阪市など近畿の市街地で最大瞬間風速50m/s前後の暴風に見舞われ車の横転や倒木、飛来物が窓ガラスにあたって割れるなど甚大な被害が発生。
過去の最高潮位を上回る記録的な高潮によって関西国際空港が水没したり、神戸市の臨海エリアが浸水する被害も発生しました。
台風21号は上陸時の中心気圧が950hPa、中心付近の最大風速は45m/sでした。
過去最強クラスに匹敵か
1日(火)の段階でのコンピューターシミュレーションの予測では、最も悪いケースで中心気圧920~930hPaでの上陸が想定されます。1951年以降の統計で、最も上陸時の気圧が低かったのが、1961年の「第2室戸台風」で925hPa、その次が1959年「伊勢湾台風」の929hPaと、こうした台風に匹敵する勢力です。
現段階で接近時の勢力を詳しく想定することは難しいものの、台風発生後はしっかりと最新情報を確認し、最悪のケースに備えた早めの対策が必要です。
飛ばされやすい物を片付けるなどの対策や必要な備品などの購入は、早い段階で行うことをおすすめします。ただし、商品の数には限りがあるので、無駄な買い占めは避け、本当に必要な物を必要な数だけ購入するようにしてください。
» 台風情報はこちらから
» GPS検索 10日先までの天気
現段階で接近時の勢力を詳しく想定することは難しいものの、台風発生後はしっかりと最新情報を確認し、最悪のケースに備えた早めの対策が必要です。
飛ばされやすい物を片付けるなどの対策や必要な備品などの購入は、早い段階で行うことをおすすめします。ただし、商品の数には限りがあるので、無駄な買い占めは避け、本当に必要な物を必要な数だけ購入するようにしてください。
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