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新たな台風が24時間以内に発生へ 日本列島に影響の可能性

2020/08/31 17:09 ウェザーニュース

31日(月)9時に小笠原近海で発生した熱帯低気圧が発達中です。気象庁は、今後24時間以内に台風に発達すると発表しました。

▼熱帯低気圧 8月31日(月)15時
 擾乱種類   熱帯低気圧(TD)
 存在地域   小笠原近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

▼予報 24時間後9月1日(火)15時
 擾乱種類   台風(TS)
 存在地域   小笠原近海
 強さ階級   //
 移動     西 10 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

9号よりも東側を北上の可能性

衛星画像 31日(月)12時
熱帯低気圧の発生位置が台風8号や9号に比べて東側で、その分だけ北上コースも東になる可能性があります。

各国のコンピューターシミュレーションの結果には沖縄方面に進むものから、本州付近に進むものまで大きなブレがあるものの、日本列島へ何らかの影響を与えるものが大半です。日本の南海上は海面水温が平年より高く、本州に向かった場合は勢力を落とさずに接近するおそれがあります。

目先の台風9号に警戒しつつも、次に発生する可能性がある台風の情報もしっかりとご確認ください。
» 関連記事 台風9号の東側に新たな熱帯低気圧

9月に入り「台風10号」発生へ

台風発生数の平年値
次に熱帯低気圧が台風になると、「台風10号」となります。8月は平年を上回る7個の台風が発生しました。

日本のはるか南海上では対流活動の活発な状態や海面水温の高い状態が続いているため、今後も台風の発生が相次ぐおそれがあります。9月は台風災害が多いシーズンですので、一層の警戒が必要です。
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