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夏の暑さも落ち着く頃 七十二候「天地始粛」

2020/08/28 05:02 ウェザーニュース

8月28日からは七十二候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」が始まります。

“粛”にはおさまる、弱まる等の意味があり、夏の暑さもようやく落ち着いてくる頃とされています。

「それは暦の上だけで、実際はまだまだ夏じゃないか!」
そう思っている方も多いですよね?

しかし、辺りを見渡せば様々なところから秋の気配を感じることができますよ。

耳をすませば聞こえる秋の声

昼間は眩しい太陽と厳しい残暑でも、朝晩は幾分過ごしやすいような気も?してきました。
ふと耳をすますと「リーンリーン、キリキリキリ…」と、どこからか聞こえる虫の声。
秋の虫の声は情緒があり、季節の移ろいを音で感じさせてくれます。

今宵も、秋本番を待ちきれない虫達の声が、聞こえてくるかもしれません。

待ち遠しい秋の味覚

ふと気づくと実が大きくなっていたり、少し色が変わり始めているものもあったり…
秋に旬を迎える食べ物たちは、みなさんに美味しく食べてもらえるよう、着々と生長しております。
秋がなんとも待ち遠しいですね。

色づき始める景色

すでに葉が色づき始めていますね。

さて、みなさんは美しい紅葉が見られる気候条件というものをご存知ですか?
一般的には以下の様なことが言われています。

・葉が日光を十分に受けている
・最低気温8℃以下の日が続く
・昼夜の寒暖の差が激しい
・湿度が比較的低く、乾燥している

他にも夏の気温や雨量も要因となり得るようです。
今年の紅葉は果たしてどんな表情を見せてくれるのでしょうか。

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参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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