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日本海側はフェーンで危険な暑さ 東京・神奈川には熱中症警戒アラート

2020/08/26 07:06 ウェザーニュース

今日26日(水)も、日本海側では35℃以上の猛暑日となるところが多くなります。体温を大きく上回る危険な暑さになる見込みです。

また、東京都と神奈川県には熱中症警戒アラートが発表されており、西日本・東日本の広範囲で35℃を超える予想です。室内でも熱中症に厳重に警戒をしてください。
>>今いるところの天気・気温

今日も各地で猛暑日予想 日本海側はフェーンで高温に

気温の予想 26日(水)14時
関東から西のエリアでは、最高気温が35℃以上の猛暑日となるところがあり、福島など東北南部でも35℃を超えるところがある見込みです。

また、日本海側は南寄りの風が山を越えてフェーン現象が発生するため、体温並みの危険な暑さとなるところがあります。

北海道から九州にかけて、30の道府県に高温注意情報が発表されています。

<今日の予想最高気温(26日7時発表)>
37℃:甲府、豊岡(兵庫)、鳥取、益田(島根)
36℃:会津若松(福島)、川越(埼玉)、福井、岐阜、京都、奈良、大阪、松江、高松、福岡 など
>>今いるところの1時間ごとの熱中症危険度を確認

東京都と神奈川県には熱中症警戒アラート

暑さ指数(WBGT) 26日(水)14時の予想
暑さ指数を示すWBGTの予想では、関東甲信から九州北部にかけて赤色の「危険」を示すところが多く見られ、北陸や東北でも日本海側や内陸に見られます。さらに一部では危険とされる紫色で示されているところもあります。

東京都や神奈川県には熱中症警戒アラートが発表されました。

外にいる時はもちろん、室内にいても熱中症の危険が非常に高くなります。こまめに水分補給したり適切にエアコンを使用するなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。外に出る際は、日陰を選んで歩いたり、日傘や帽子を使用するなど、直射日光を避けるようにしてください。

長く続く暑さで体に疲れが溜まってきています。夏バテしないように、適度に休憩を意識的に取るようにしてください。
>>熱中症レーダーで暑さ指数を確認

室内にはぜひ温度・湿度計を

最近では、室内でエアコンを使用していても熱中症で亡くなってしまう方も出てきています。

エアコンは設定温度を28℃にしても、日差しや部屋の広さなど関係もあり、室内が必ずしも設定温度通りの28℃になるとは限りません。できれば温度計・湿度計を室内の見えるところに置いて、室内の温度をこまめに確認して、室温が高い場合にはエアコンの設定温度を下げることをオススメします。

また、扇風機やサーキュレーターなどを併せて使用すると、室内をまんべんなく冷やすことができるので、こちらも試してみてください。

熱中症レーダーで暑さ指数をチェック

ウェザーニュースのスマートフォンアプリでは、「熱中症レーダー」で熱中症予防の目的でつくられた指標「暑さ指数(WBGT)」をマップで確認できます。
警戒(WBGT25℃〜)・厳重警戒(28℃〜)・危険(31℃〜)に加え、「熱中症警戒アラート」レベル(33℃〜)の4段階で表示され、その日の熱中症の危険度がひと目でわかります。

ウェザーニュース会員になると、24時間先までの予想もご覧いただるようになるので、勤務先や移動先の予想も確認することができます。
熱中症の危険性が非常に高い予報が出ている場合は、外出を避けて冷房の効いた涼しい室内で過ごすようにするなど、対策にお役立てください。
>>熱中症レーダーを見る
>>アプリをダウンロードして見る