伝統的七夕とは?
もともと七夕は7月7日だったのですが、明治6年にそれまで使っていた太陰太陽暦という月や太陽の動きを元にした暦から、西洋式の太陽の動きを元にした暦(グレゴリオ暦)に変更されたため、従来よりも1ヶ月早くなってしまいました。
私達が現在使っている暦の7月7日は、梅雨の時期に当たるところが多く、その日におりひめ星とひこ星を見ることは難しいのが現状です。
そこで、太陰太陽暦の7月7日が今の暦の8月中旬ごろにあたり、この時期は梅雨も明けていることから、国立天文台が中心となって、二十四節気の処暑(しょしょ、毎年8月23日頃)より前で、処暑に最も近い新月を1日目として、7日目にあたる日を伝統的七夕と呼ぶことにしました。
このため伝統的七夕の日付は毎年変わり、今年は8月25日となります。
私達が現在使っている暦の7月7日は、梅雨の時期に当たるところが多く、その日におりひめ星とひこ星を見ることは難しいのが現状です。
そこで、太陰太陽暦の7月7日が今の暦の8月中旬ごろにあたり、この時期は梅雨も明けていることから、国立天文台が中心となって、二十四節気の処暑(しょしょ、毎年8月23日頃)より前で、処暑に最も近い新月を1日目として、7日目にあたる日を伝統的七夕と呼ぶことにしました。
このため伝統的七夕の日付は毎年変わり、今年は8月25日となります。
おりひめ星とひこ星を見よう
空が暗いところなら、月が沈んだあとには織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)の間に流れる天の川も見えるかもしれません。
気になる天気は?
今夜は東北の日本海側から北陸、山陰などは晴れて星空を楽しむことができる見込みです。関東南部も雲が少なく見える所が多くなる予想です。
ただ、北海道や東北太平洋側、東日本の内陸部などでは、雲が広がりやすく、九州や沖縄でも雨の所が多くなるため天体観測にはあいにくの天気になりそうです。
今年の7月7日は梅雨前線の影響で西日本を中心に大雨となったため、あらためてこの機会に、七夕の物語に想いを馳せながら夜空を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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ただ、北海道や東北太平洋側、東日本の内陸部などでは、雲が広がりやすく、九州や沖縄でも雨の所が多くなるため天体観測にはあいにくの天気になりそうです。
今年の7月7日は梅雨前線の影響で西日本を中心に大雨となったため、あらためてこの機会に、七夕の物語に想いを馳せながら夜空を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
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参考資料など
アストロアーツ(https://www.astroarts.co.jp/special/2020tanabata/index-j.shtml#calendar)