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熱帯低気圧、24時間以内に台風に発達へ 明日にも沖縄接近

2020/08/21 22:39 ウェザーニュース

8月21日(金)21時現在、沖縄の南で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。

明日から沖縄に接近する見込みです。沖縄では強風や大雨、高波などに十分注意してください。次に台風ができると「台風8号」になります。

▼実況 8月21日(金)21時
 擾乱種類   熱帯低気圧
 存在地域   石垣島の南約320km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北東 15 km/h
 中心気圧   1006 hPa
 最大風速   15 m/s
 最大瞬間風速 23 m/s

予報 24時間後 8月22日(土)21時
 擾乱種類   台風
 存在地域   西表島の北北西約80km
 強さ階級   //
 移動     北 15 km/h
 中心気圧   992 hPa
 最大風速   23 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s
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明日、沖縄の先島諸島に接近、その後は迷走

高い海面水温の影響で熱帯低気圧は急速に発達し、明日21時には既に最大風速が23m/sに達している見込みです。最大風速17.2m/s以上の熱帯擾乱を台風と呼ぶため、その定義を十分に超える予想といえます。

熱帯低気圧は、明日から沖縄の先島諸島に接近したあと、発達しながら沖縄本島方面に向かう可能性が高くなっています。

その後の進路は太平洋高気圧の勢力などによって変わるため、世界各国のシミュレーション結果を見ても予想にかなり幅があることがわかります。沖縄から先は東シナ海を北上する予想をしているものが比較的多いものの、まだ進路や勢力は断定出来ません。今後の情報に注目するようにしてください。
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次に台風ができると「台風8号」今月6つ目

台風発生数の平年値
次に台風が発生すると、今月6つ目の台風発生となり、「台風8号」と呼ばれることになります。

8月の台風発生数の平年値は5.9個ですので、今回台風が発生すれば平年並みかやや早めのペースと言えます。

秋になるにつれ本州方面に近づく台風も増える可能性があります。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
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