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関東甲信全域に熱中症警戒アラート 西日本・東日本は危険な暑さ続く

2020/08/21 07:21 ウェザーニュース

今日21日(金)も、西日本から東日本、東北南部を中心に、35℃以上の猛暑日となるところが多くなります。
体温を大きく上回る危険な暑さになるところがある予想です。室内でも熱中症に厳重に警戒をしてください。
>>今いるところの天気・気温

今日も各地で猛暑日予想 熱中症に厳重警戒

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気温の予想 21日(金)14時
関東から西のエリアでは、最高気温が35℃以上の猛暑日となるところが多く、福島など東北南部でも35℃を超えるところがある見込みです。

東北から九州沖縄にかけて、32府県に高温注意情報が発表されています。

<今日の予想最高気温(21日7時発表)>
38℃:伊勢崎(群馬)、甲府、岐阜、大阪、福山(広島)、山口、久留米(福岡) など

>>今いるところの1時間ごとの熱中症危険度を確認

関東甲信全域に熱中症警戒アラートも

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暑さ指数(WBGT) 21日(金)14時の予想
暑さ指数を示すWBGTの予想では、関東甲信から九州にかけて赤色の「危険」を示すところがほとんどで、さらに危険とされる紫色で示されているところも多くなっています。

今日は関東甲信の全域に熱中症警戒アラートが発表されました。

外にいる時はもちろん、室内にいても熱中症の危険が非常に高くなります。こまめに水分補給したり適切にエアコンを使用するなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。外に出る際は、日陰を選んで歩いたり、日傘や帽子を使用するなど、直射日光を避けるようにしてください。

また、マスクの着用も放熱を妨げることに繋がります。周囲の人との距離を確保できるところでは、マスクを外すことも検討してください。

>>熱中症レーダーで暑さ指数を確認

室内にはぜひ温度・湿度計を

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最近では、室内でエアコンを使用していても熱中症で亡くなってしまう方も出てきています。

エアコンは設定温度を28℃にしても、日差しや部屋の広さなど関係もあり、室内が必ずしも設定温度通りの28℃になるとは限りません。できれば温度計・湿度計を室内の見えるところに置いて、室内の温度をこまめに確認して、室温が高い場合にはエアコンの設定温度を下げることをオススメします。

また、扇風機やサーキュレーターなどを併せて使用すると、室内をまんべんなく冷やすことができるので、こちらも試してみてください。

熱中症レーダーで暑さ指数をチェック

熱中症レーダーウェザーニュースのスマートフォンアプリでは、「熱中症レーダー」で熱中症予防の目的でつくられた指標「暑さ指数(WBGT)」をマップで確認できます。
警戒(WBGT25℃〜)・厳重警戒(28℃〜)・危険(31℃〜)に加え、「熱中症警戒アラート」レベル(33℃〜)の4段階で表示され、その日の熱中症の危険度がひと目でわかります。

ウェザーニュース会員になると、24時間先までの予想もご覧いただるようになるので、勤務先や移動先の予想も確認することができます。
熱中症の危険性が非常に高い予報が出ている場合は、外出を避けて冷房の効いた涼しい室内で過ごすようにするなど、対策にお役立てください。
>>熱中症レーダーを見る
>>アプリをダウンロードして見る

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