フィリピンの東海上では多数の雲が現れています。

今のところ雲にまとまりはなく、低圧部として解析されていますが、複数のコンピューターシミュレーションの計算によると、フィリピンの東海上の積乱雲群が熱帯低気圧に発達すると予想しているモデルがあります。

熱帯低気圧になると、周辺の海水温が高いため、台風に発達するリスクがあります。

このところ日本列島に猛暑をもたらしている太平洋高気圧が、週末以降、勢力を弱める予想となっています。

台風になった場合、太平洋高気圧が張り出していると日本列島に近づけないのですが、勢力が後退すると太平洋高気圧の縁を沿って北上するおそれがあります。

複数のコンピューターシミュレーションの計算結果を見ると、各モデル間で結果が定まっておらず予報は不確実ではあるものの、来週は日本列島に影響を及ぼす予想をしているものもあります。

8月から9月は台風が発生して、日本列島に影響しやすいシーズンですので、今後の同様に注意が必要です。
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