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東海以西で既に猛暑日 午後は災害級の暑さに警戒

2020/08/15 13:45 ウェザーニュース

今日15日(土)は、太平洋高気圧の圏内で関東から九州まで広い範囲で夏空が広がっています。気温もグングンと上昇し、東海エリアや西日本では10時の時点で既に15地点の気温が35℃以上の猛暑日になっています。

10時の時点で最も気温が高い静岡県の浜松では午前9時には35℃に到達し、10時の時点で36.3℃まで上がっています。三重県の津市や鳥取県の鳥取市でも既に猛暑日です。

40℃に迫る酷暑の地点も

15日(土)午後の予想WBGT
関東エリアでも北部を中心に気温が上がり、10時48分の時点で東京は35℃に達しています。
午後も関東甲信や東海エリア、西日本では高温傾向が続き、猛暑日地点はさらに増える見込みです。甲府市は39℃予想、岐阜市や京都市でも38℃予想で体温を大きく上回るような災害級の暑さになります。

暑さ指数(WBGT)も非常に高くなり、東海以西は標高の高い地域をのぞいてほとんどが「危険」レベルの予想です。昼間は急ぎでない外出を極力控えて、涼しい屋内で過ごすようにしてください。止むを得ず外出する場合はこまめに水分と塩分を摂りつつ、頻繁に涼しい屋内で休憩を取るようにしてください。
» 今日の熱中症危険度は?

熱中症レーダーで暑さ指数をチェック

ウェザーニュースアプリのレーダータブから切り替え可能な「熱中症レーダー」では、熱中症予防の目的でつくられた指標「暑さ指数(WBGT)」をマップで確認できます。
警戒(WBGT25℃〜)・厳重警戒(28℃〜)・危険(31℃〜)に加え、「熱中症警戒アラート」レベル(33℃〜)の4段階で表示され、その日の熱中症の危険度がひと目でわかります。

24時間先までの予想もご覧いただけるようになるので、勤務先や移動先の予想も確認することができます。
熱中症の危険性が非常に高い予報が出ている場合は、外出を避けて冷房の効いた涼しい室内で過ごすようにするなど、対策にお役立てください。
» アプリをダウンロードして見る

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
ルカルカさん