太平洋赤道域の中部に見られる海洋表層の冷水が、今後東に移動し、東部の海面水温が平年より低い状態を、しばらくの間は維持すると考えられます。
エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、秋から冬のはじめにかけて基準値より低い値で推移したあと、次第に基準値に近づく見込みです。
このため、冬にかけてはラニーニャ現象が発生する可能性が60%ともっとも高くなっています。
エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、秋から冬のはじめにかけて基準値より低い値で推移したあと、次第に基準値に近づく見込みです。
このため、冬にかけてはラニーニャ現象が発生する可能性が60%ともっとも高くなっています。
秋は平年通りに台風が発生か
ラニーニャ現象の発生時は、北西太平洋の海面水温が高く、対流活動が活発になる傾向です。8月に入って台風の発生数が増加しており、今後も同様の傾向が続くと見られます。
ウェザーニュースで台風やハリケーンの予測を行うグローバルストームセンターの見解では、9月~11月にかけての台風の発生数が平年並みになると見ています。秋の台風シーズンは動向に要注意です。
» この先3か月の長期予報
ウェザーニュースで台風やハリケーンの予測を行うグローバルストームセンターの見解では、9月~11月にかけての台風の発生数が平年並みになると見ています。秋の台風シーズンは動向に要注意です。
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参考資料など
気象庁より