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来週は西日本から東北で酷暑週間 最高気温が38℃超の可能性も

2020/08/08 17:45 ウェザーニュース

8月に入り厳しい暑さが続いています。週が明けると暑さが一層増し、熱中症に対して厳重な警戒が必要なレベルになる見込みです。

太平洋高気圧の勢力がピーク

週間天気図
暑さをもたらす太平洋高気圧は来週の前半が勢力のピークです。特に週明けの10日(月)・山の日から11日(火)にかけては、南西からの風によって関東や東北などで気温が上がりやすくなります。

12日(水)頃からは次第に高気圧の中心が西に移動して、西日本を中心に覆うようになります。関東や東北などの暑さが峠を越える一方で、西日本はより暑くなる見込みです。

38℃前後の体温を大きく上回る酷暑のおそれ

週間予報
10日(月)は東京と金沢で36℃、11日(火)は山形で37℃まで上がる予想となっています。局地的にはさらに気温が高く、38℃前後と体温を大きく超えるような、危険な暑さとなります。

東海から西日本は週後半も暑さが継続し、名古屋、京都はほぼ一週間、猛暑日が続く見込みです。

これまで以上に厳しい暑さで、熱中症のリスクが非常に高まります。日々の体調管理に細心の注意を払ってください。
» 詳しい予想気温はこちらから

熱中症レーダーで暑さ指数をチェック

ウェザーニュースアプリのレーダータブから切り替え可能な「熱中症レーダー」では、熱中症予防の目的でつくられた指標「暑さ指数(WBGT)」をマップで確認できます。
警戒(WBGT25℃〜)・厳重警戒(28℃〜)・危険(31℃〜)に加え、「熱中症警戒アラート」レベル(33℃〜)の4段階で表示され、その日の熱中症の危険度がひと目でわかります。

24時間先までの予想もご覧いただけるようになるので、勤務先や移動先の予想も確認することができます。
熱中症の危険性が非常に高い予報が出ている場合は、外出を避けて冷房の効いた涼しい室内で過ごすようにするなど、対策にお役立てください。
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