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東北北部の梅雨明けは特定せず 3年ぶり7回目

2020/08/07 16:13 ウェザーニュース

仙台管区気象台は7日(金)午後、東北北部の梅雨明けは特定しないと発表しました。

梅雨明けの特定なしは2017年以来3年ぶり

立秋を迎えた今日7日(金)は東北付近に前線が停滞し、曇りや雨の所が多くなっています。

明日8日(土)から9日(日)にかけて大雨のおそれがある上、その後もすっきりと晴れる日が少ないことから、仙台管区気象台は梅雨から夏への明確な季節変化が見られないとして、梅雨明けを特定しないと発表しました。

東北北部で梅雨明けが特定されないのは2017年以来3年ぶりで、7回目のことになります。

この先も日照時間は平年よりも少ない

東北北部の週間予報
この先一週間の予報でも、時々晴れ間の出る日があるくらいで、曇りや雨の日が多くなっています。ただ、来週は気温が上がり、暑さに関しては夏を思わせる厳しさになる見込みです。

東北北部はで日照時間が平年よりも大幅に少なく、8月終わりにかけても平年に比べて晴れる日が少ない予想です。農作物の管理などに注意をしてください。

気象庁では最終的な梅雨の時期については、後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行い、9月はじめに、確定値を公表する予定です。
» 詳細 この先3か月間の天気傾向

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
コマッチさん