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島根県隠岐の島・島後で50年に一度の大雨 土砂災害の発生などに厳重に警戒を

2020/08/07 11:38 ウェザーニュース

今日7日(金)は日本海に停滞する前線の影響で、島根県・隠岐の島で断続的に激しい雨が降り、島後では50年に一度の大雨になっている所があります。

8月の平均雨量の2倍の雨に

島根県・隠岐の島は今日未明から雨が降り出し、強弱を繰り返しながら昼になっても続いています。

9時57分までの1時間には隠岐の島町・西郷で70.5mmの非常に激しい雨を観測。24時間雨量は11時30分現在、247.0mmに達しました。1949年の統計開始以来最も多く、8月の平年雨量の約2倍に当たります。

気象台は隠岐の島・島後で「50年に一度の記録的な大雨となっている所がある」として、情報を発表しました。
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土砂災害危険度が「極めて危険」

前線は夕方にかけてもほとんど停滞するため、この後も断続的に激しい雨の降るおそれがあります。

土砂災害危険度は「極めて危険」なレベルに達している所があり、いつ災害が起きてもおかしくない状況です。少なくとも今日いっぱいは土砂災害に対して厳重な警戒を続けてください。
» 現在の土砂災害危険度を確認

「50年に一度の記録的な大雨」とは

過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとに、全国を5km四方に区切った地域ごとに、50年に一度程度しか発生しないような大雨が観測・解析されたときに、気象庁が発表する情報です。

その発表基準は、過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとにして、全国を5km四方に区切った地域ごとに、算出されています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながる猛烈な雨が降っていることを意味しています。危険な状況が迫っているおそれがあるので、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、早めの避難を心がけてください。
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